子どもの「しつけ」がなっていない,とは随分前から聞きます。
モンスターペアレントとかダメ親とか,呼び名が聞かれるようになって,家庭でできないなら学校でやるしかない,などと声高に宣われる専門家の先生もいらっしゃいます。
因みに,教員は家庭でするべき,と思っていますし,親は学校で,と思っている方が多いようです。
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学校では,「しつけ」と言うより,「ルールづくり」と考えてはいかがでしょうか。
子どもの身の回りのことから始めて,グループ→学級→学校と,広げていくことが大切ですが,必ずしも,この通りではないこともあります。
そうですね。
まずは,学校の始まり(始業)と終わり(下校)の時刻を知らせて,その間に何があるか大まかに時間割を伝えるとスムーズにいくかと思います。
勉強する時間と休み時間,給食や掃除の時間など,それぞれの時間にすることと併せて,順を追って並べて見せることも必要です。
まずは,1日のスケジュールを体験しながらとらえていき,1週間→1か月と長い期間の見通しがもてるようにしてあげるといいです。
話し言葉だけの説明よりも,イラストや写真など,視覚的にパッと見て分かりやすいものを用意すると,効果的です。
また,スケジュールが変更になったときも,どこが変わったのかを見える化してあげると,戸惑いが減ります。
することを指導するときは,「〇〇しない」という否定の語尾ではなく,「○○する」といった肯定の結びにすると,子どもの動きと言葉が重なりやすくなります。
そして,少しでも意識して行動できたときは,その場で,あるいは,朝の会,帰りの会で取り出して褒めると,子どもの意識がグッと前向きになります。